Sygnifying Moment

第70回「NHK紅白歌合戦」にて、日本を代表するシンがーソングライター・竹内まりやが、初めて紅白に出場しスペシャルパフォーマンスを披露した。Abacus として、舞台美術演出、映像演出を全般的に担当した。歌うのは「いのちの歌」。

家族や友人、そしてもう会えなくなってしまった大切な人たちへ向け「出会えた喜び」と「命への感謝」を歌った歌詞に合わせて、さまざまな時間を表現するような世界観を立ち上げた。大量の紗幕に合わせて映像を投影するプロジェクションマッピングを活用し、立体感のある映像を作り出した。

また、視聴者から「いのちの歌」にまつわるエピソードと写真を募集し、大みそか・令和最初の紅白で、寄せられたエピソードや写真を折込ませながら、竹内まりやの歌唱と合わせ、日本全国の“思い”を繋いでいくような瞬間を生み出した。

立体映像を活用した物語描写の構成、また、AR的な表現を活用することで不可避的に、カメラワークやカット割など、いわゆる映像監督的なポジションで全般的に演出担当をした。

Planning/Stage Director/Art Director

齋藤達也

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